言葉

2009年5月24日 (日)

お「愛想」

ニコニコするのは誰?

飲み屋でいささか聞こし召して、呂律の回らなくなったころ、大声で”お愛想は?”と叫ぶ。

これは主客転倒で、本来は、店側がお客に向かっていう言葉だ。

愛想よくして代金をしこたまいただき、というのが、こういう店の”お勘定”だ。

 飲み代がかさんで借金がたまると、かえって愛想がよくなるともいうが、それも程度問題。ついに愛想を尽かされるハメになる。

「愛想」は、漢字の意味どおり、”相手への行為””相手への思いやり”の意味だった。それが、”勘定”のことになったのは、あけすけに”お勘定”というのを避けて、ニコニコして申し上げますことは、と言っているのだ。

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